広島黒田が現役続行決断もオーバー40が大量引退 来年40歳超え選手は?
今季は40歳以上が11選手も引退、来季現役最年長は?
広島・黒田博樹投手が来季も現役続行する意向を示した。黒田は1975年2月10日生まれの40歳。来季は41歳でプロ20年目のシーズンに挑む。
メジャーから古巣に復帰し、11勝8敗、防御率2・55。チームが寸前のところでAクラス入りを逃す中、ベテラン右腕の存在感は際立った。シーズンが終わるたびに現役続行か引退かで思い悩む黒田にとってプロ生活を続けることは相当な覚悟が必要。昨オフに続き、今回も大きな決断だったに違いない。
ただ、黒田が来季に向けて決意を固める一方、今年は引退を決めたベテランも多数いる。特に40歳を超える選手たちが一気にプロ生活に終止符を打った。50歳の山本昌をはじめ、46歳の中嶋聡、45歳の斎藤隆、44歳の谷繁元信、43歳の和田一浩と西口文也、42歳の谷佳知と小笠原道大、40歳の高橋尚成と高橋由伸、井端弘和。40歳以上の引退選手は実に11選手。そのリストには名選手がずらりと並ぶ。
来年、40歳を迎える選手はどのような面々となるのか。来季の所属とその実績を見てみたい。
【巨人】
相川亮二捕手(40)
1976年7月11日生まれ、22年
通算1442試合、打率2割6分1厘、1134安打、69本塁打、468打点
【阪神】
福原忍投手(40)
1976年12月28日生まれ、18年
通算586登板、83勝104敗29セーブ114ホールド、防御率3・48