エンゼルス球団社長がトラウトとの契約延長に全力 「引き続き優先事項」
6年総額162億5000万の大型契約で2020年まで契約が残るトラウト
ブラッド・オースマス新監督の就任を発表したエンゼルス。来季の指揮官が決まり新チームとしてスタートを切るが、次なるオフの課題はマイク・トラウト外野手の契約延長になることをMLB公式サイトが報じている。
マイク・ソーシア監督が退任し、球団は21日(日本時間22日)に新監督としてかつてタイガースを率いたブラッド・オースマス氏の就任を発表。MLB公式サイトは今季、ア・リーグ西地区4位に低迷したチームの再建に向け「トラウトとの契約延長はエンゼルスにとって引き続きの優先事項となる」と見出しを付けレポート。
トラウトは2014年に6年総額1億4450万ドル(約162億5000万)の大型契約を結んでおり、2020年まで契約を残している。記事では球団とトラウトが公式に話し合いの場をこれまで持っていないことを言及。それでもアーティ・モレノ球団社長は契約を2年残しているトラウトをチームに引き留めることは引き続き優先事項のままであると考えているという。
ア・リーグ2度のMVPに輝き、オールスターには7回選出されるなど球界のスター選手との契約延長にはモレノ球団社長も「常に念頭に置いていることの一つだ。なぜなら彼はここで8年程プレーしている。彼とはこれまでも長い付き合いだ。彼は実に素晴らしい人物だ」と称賛している。
また、来季に向けた補強については「先発投手が必要だ。そしてブルペンも。終盤の2、3回で崩れてしまった試合がいくつもあった。そういうわけで、ブルペンに層の厚みが必要。攻撃面では、一塁を守る強打の左打者が恐らく必要になる」と課題を口にしている。
(Full-Count編集部)