Rソックス、2連勝で優勝確率79.6% コーラ監督「素晴らしい2試合だった」
指揮官のアドバイスがズバリ、5回2死から見事な逆転劇
■Rソックス 4-2 ドジャース(日本時間25日・ボストン)
第114回ワールドシリーズ第2戦が24日(日本時間25日)、ボストンのフェンウェイパークで行われ、レッドソックスが4-2でドジャースに勝利。対戦成績を2勝0敗として、第3戦から敵地に乗り込む。アレックス・コーラ監督は「これで少なくとも、LAで負けても、また本拠地に戻ってこられる」と話す余裕の心構えを見せた。
先発左腕プライスは2回に1点援護を受けたが、4回に無死満塁から2失点し、逆転を許した。だが、コーラ監督は「今日はずっと球が走っていた」と投手交代をせず、「あそこで失点を少なく防げれば、反撃できると思った」とチームを信頼。すると、投打ともに指揮官の期待に応え、5回に打線が3点を奪って勝ち越すと、プライスは6回3安打2失点と力投し、鉄壁の救援陣につないだ。
5回の逆転劇は2死から始まった。コーラ監督は日頃から「2死からのヒットや出塁を諦めるな」と言い続けた。簡単に三振に倒れるのではなく、打球をインプレーにすることの大切さを説き続けたことが、この日の勝利につながった。
ワールドシリーズで2連勝スタートを切ったチームは、これまで79.6%の確率で世界一を射止めている。2013年以来5年ぶりのワールドシリーズ制覇に向け、データに後押しされながら、敵地ロサンゼルスに乗り込む。
(Full-Count編集部)