藤浪に期待!? 3年連続CS進出の阪神、ここまで契約更改で大幅アップはなし
期待の若手は微増、ベテラン2人は複数年契約のため現状維持
阪神は今季、3位でクライマックスシリーズに進出したものの、ファーストステージで2位の巨人に敗れ、2年連続の日本シリーズ進出はならなかった。シーズン終了後には和田豊監督が退任。金本知憲新監督の元で挑む来季へ向け、契約更改交渉が行われている。
チームを支えた中継ぎの福原忍投手、高宮和也投手がアップを勝ち取ったものの、期待を裏切った西岡剛内野手は40%ダウンで更改。ただ、昨季よりも成績を落とした鳥谷敬内野手、能見篤史投手は複数年契約のため、現状維持でのサインとなった。また、将来性を感じせた若手は微増となり、来季はさらなる飛躍へ期待がかかる。
今後はセ・リーグの奪三振王(221)に輝くなど、エースに成長した藤浪晋太郎投手の契約更改が控えており、大幅アップが期待される。
ここまで契約更改が終わっている主な選手は以下の通り。
◯鳥谷敬内野手 4億円(現状維持)
鉄人は11年連続の全試合出場を果たしたが、打率.281と昨年(.313)より低下。出塁率は.380と相変わらず高い数値を維持している。守備力の低下も指摘されながら、3年連続4度目のゴールデングラブ賞、同6度目のベストナインに選出。来季が5年契約の2年目となるため、現状維持でサインした。