ジョーンズ加入で巨人の外国人枠争いが激化 1軍で活躍するポイントは?
外国人の出場選手登録は4人まで、重要なのは2軍での過ごし方?
巨人は16日に前ヤンキースのギャレット・ジョーンズ外野手、今年もプレーしたレスリー・アンダーソン外野手との契約を発表した。来季所属する外国人選手は、すでに合意しているところで言えば、マイルズ・マイコラス投手、スコット・マシソン投手、ロッテから加入のルイス・クルーズ内野手がおり、残留濃厚のアーロン・ポレダ投手や、来季はセットアッパー候補に名前のあがるエクトル・メンドーサ投手がいる。
外国人の出場選手登録は4人まで。投手または野手の同時登録ではそれぞれ3人までとなっている。先発ローテや内野のレギュラー争いだけでなく、ここにも熾烈な競争が存在する。野手はクルーズ、ジョーンズ、アンダーソン。投手はマイコラス、マシソン、ポレダ、メンドーサ。激しい争いからチーム力のアップを目指す。強いチームを作る意気込みが補強から伝わってくる。
すべてはキャンプ、オープン戦を通じ、高橋由伸新監督が戦力を分析した上で、内外野のバランス、先発・リリーフの兼ね合い、開幕時の好不調を見てから決まるが、求めるのは1年間を通じて、チームのために戦える戦力であるかどうか。その見極めのポイントのひとつとして、2軍での過ごし方が重要になる。
今年、巨人に所属した外国人選手は全員、開幕してから1度、2軍行きを経験している。マシソンは開幕2軍。マイコラスも登板機会なしで4月に降格した。ポレダも疲労を考慮して2軍調整している。フランシスコやカステヤーノス、セペダは2軍が長かった。使われることが当たり前と思って来日してみたら、マイナーチーム暮らしだったとなれば、モチベーションの低下は避けられない。