ド軍守護神・ジャンセン2試合連続被弾にも強気 「たった一球甘く入った」
2試合連続で1点リードの8回に登板し同点弾を浴びたジャンセン
■Rソックス 9-6 ドジャース(日本時間28日・ロサンゼルス)
ドジャース守護神のケンリー・ジャンセン投手が27日(日本時間28日)、レッドソックスとのワールドシリーズ第4戦で2試合連続となる同点弾を浴びた。チームのリードを守れなかった右腕は試合後、「たった一球甘く入ったところを打たれた。明日も試合はあるしまだチャンスはある」と語った。
連夜の炎上劇だった。ジャンセンは1点リードの8回から4番手として登板。1死からピアースに自慢のカットボールを左中間へ運ばれる同点ソロ。前日の第3戦でも8回から登板しブラッドリーに同点ソロを浴びる悪夢のような2日間に「昨日にしても今日にしても、たった一球甘く入ったところを打たれた。明日も試合はあるしまだチャンスはある」と気丈にふるまった。
ワールドシリーズに入ってからはイニング跨ぎを見据え8回から登板する場面が目立つが「8回でも9回でも、電話がかかったらいつでも行けるように準備をしてるし、結局はアウトをとることが役目だから、あまり違いはない」と問題ないことを強調した。
この日は先発の左腕が7回途中1失点と好投を見せたがリリーフ陣が総崩れで逆転負け。強打のレッドソックスの前に後がなくなったが「いいチームだし仕方ないところもある。明日の試合に切り替えるだけだ。少なくとも僕は自分に自信をもって投げるし自分に不信感を抱くようなことはしたくない」と、第5戦に向け気持ちを切り替えていた。
(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)