Rソックス5年ぶり9度目世界一! プライス快投&ピアース2発 4勝1敗で圧勝
9回は左腕セールがピシャリ、1年目コーラ監督が頂点極める
■Rソックス 5-1 ドジャース(日本時間29日・ロサンゼルス)
第114回ワールドシリーズ第5戦が28日(日本時間29日)、ロサンゼルスのドジャースタジアムで行われ、レッドソックスが5-1でドジャースを下し、通算成績4勝1敗で9度目の優勝を飾った。左腕デビッド・プライスが中3日の先発マウンドで7回途中を3安打1失点と快投し、チームを2013年以来5年ぶりの世界一に導いた。
レッドソックスは初回、ドジャース先発カーショーからピアースが左中間に2ランを運び、先制に成功する。プライスはその裏にフリースの先頭打者弾で1点を返されるが、1点リードを死守。2回以降は両先発が投手戦を展開し、スコアは動かなかった。
だが、6回にレッドソックスは首位打者ベッツに左翼ソロ弾が飛び出し、1点を追加。7回にはマルティネスが中堅ソロ弾、8回にはピアースがこの日2本目となるソロ弾を左中間に運び、着実にリードを広げていった。
先発プライスは、初回にソロ被弾後は落ち着きを取り戻す。3回に右翼を守るマルティネスの拙守でフリースに三塁打を許すが、3回2死から打者14人を連続凡退。8回先頭テイラーに四球を与えたところで、89球(58ストライク)を投げて降板した。
ドジャースはエース左腕カーショーが力投したが、打線が沈黙。初回に1点を返した後は、3回に走者を三塁へ進めただけで、為す術がなかった。
8回はケリーが代打3人を連続三振と好救援し、9回はエース左腕セールがピシャリ。就任1年目アレックス・コーラ監督をワールドシリーズ優勝へ導いた。
(Full-Count編集部)