元広島助っ人のバット投げが話題に 満弾直後「エキサイティングな自己表現」
ベネズエラでのウインターリーグでグスマンが“メジャー超え”のバット投げ!?
今季限りで広島を退団したヘスス・グスマン内野手のバット投げが注目を浴びている。MLB公式サイトの動画や画像を特集するコーナー「Cut4」が「ヘスス・グスマンがサヨナラ満塁ホームランで規格外のバット投げを見せた」との見出しで特集。今オフに広島から自由契約となった31歳は現在、母国ベネズエラのウインターリーグに参加しており、そこでの“パフォーマンス”が紹介されている。
記事ではまず今季メジャーリーグを代表する「バット投げ」シーンとして、ア・リーグ地区シリーズでホセ・バティスタ(ブルージェイズ)が勝ち越しホームランを放った際の豪快なワンシーンを紹介。そのバティスタを上回るもののとして取り上げられたのがグスマンの一振りだ。
かつてパドレスやアストロズでもプレーし、現在ベネズエラのレオネス・デル・カラカスに所属している内野手は、今月18日に行われたウインターリーグの試合に出場。同点で迎えた延長10回、満塁で打席に入ると、試合を決める劇的なグランドスラムをレフトスタンドに放った。
まさに打った瞬間にホームランとわかる一打を放ったグスマンは大歓声の中、しばらく打球を見つめた後に両手を振り上げた。すると、バットはその勢いで高々と三塁方向へ投げ飛ばされた。
特集では動画付きでこのシーンを紹介。「アート(バット投げはアートである)は常に更新され、新しくよりエキサイティングな自己表現となり得る」と評している。
広島とは助っ人として当時の球団史上最高額で契約しながら、打率.230、3本塁打、12打点と前評判に応える活躍を残せなかったグスマン。しかし、退団直後に母国で大きな話題を呼ぶことになった。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count