ホークス石川「悔しい」離脱 右肘の張りで日本S中の復帰は絶望的
2イニングを投げた第1戦後に強い張りが出る
■ソフトバンク 9-8 広島(30日・ヤフオクドーム)
ソフトバンクの石川柊太投手は、無念の戦線離脱となった。30日、本拠地ヤフオクドームに舞台を移して迎えた広島との日本シリーズ第3戦。ソフトバンクは広島の猛反撃にあいながらも、激戦を制してシリーズ初勝利をマークしたが、この試合、鷹のセットアッパーの姿はベンチになかった。
リリーフで2イニングを投げ、無失点に封じた第1戦のあと、右肘に強い張りが出た。第2戦はベンチには入っていたものの、状態は良くならず、この日はベンチからも外れた。この日本シリーズ中の復帰は絶望的だ。
チームが勝利を収めたあと、帰路についた右腕は「悔しいのが1番ですかね。申し訳ない気持ちです。監督やコーチ、応援してくれる人がいる中で、最後に期待に応えられなかった」と話し、肩を落としていた。
(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)