「タナカを除けば…」 世界一逸に「立腹」のヤ軍オーナー、田中将大には満足!?
宿敵Rソックスの世界一には「間違いなく腹立たしい」
ヤンキースは今季100勝62敗の好成績をマークしたものの、108勝54敗と圧倒的な強さを見せた宿敵レッドソックスに競り負けて地区優勝はならず。さらに、ポストシーズンでも地区シリーズでレッドソックスと対戦し、1勝3敗で敗れた。ライバルはその後、世界一に輝いている。ニューヨークの地元紙によると、ハル・スタインブレナー共同オーナーはレッドソックスに敗れたことに「立腹」している一方、地区シリーズで唯一の白星を挙げた田中将大投手を評価。また、獲得に動くか注目されているマニー・マチャド内野手(ドジャースからFA)についても言及したという。
スタインブレナー共同オーナーの発言について記事を掲載したのは、地元紙「ニューヨーク・ポスト」だ。「ご立腹のスタインブレナーが心境を明かす:レッドソックスへの怒り、マチャドへの警告」とのタイトルでレポートしている。
記事では、レッドソックスが最近15年で4度目の世界一に輝いたことについて「間違いなく腹立たしいこと。同じ地区のライバルが我々を倒すだなんて、私はまったく望んでいない」とスタインブレナー氏が話したことを紹介。そして、ライバルに歯が立たなかった地区シリーズについて「我々が力を発揮できなかったことを不満に思っている。タナカを除けば、先発投手の活躍は十分満足のいくものではなかった。それに、打線も不安定だった。我々の本来の姿を、あのシリーズでは見せることができなかった」と話したという。今年もポストシーズンで絶大な勝負強さを発揮した田中以外の選手の働きには、納得していないというのだ。