牧田和久がパドレスから戦力外 MLB公式「他球団が獲得する可能性も低い」
2年契約もメジャー出場の前提となる40人枠から外れる
パドレスは2日(日本時間3日)、牧田和久投手をメジャー出場の前提となる40人枠から外し、事実上の戦力外とした。MLB公式サイトは、他球団が獲得する可能性も低いと予想している。
MLB公式サイトは「パドレスがマキタを戦力外、ディッカーソンを放出」とのタイトルで速報。「パドレスには60日間の故障者リストから復帰する選手が4人いて、ロースターには2人しか空きがなかった。そのため、パドレスは右腕のカズヒサ・マキタを戦力外にし、外野手アレックス・ディッカーソンはFAとなった」とレポートした。40人枠を空けるために、牧田を戦力外とした形だ。
牧田は昨オフに西武からポスティングシステム(入札制度)でパドレスに移籍。メジャーでも希少な「サブマリン」として期待されたが、27試合登板で0勝1敗、防御率5.40と苦戦。メジャーとマイナーを何度も行き来するシーズンとなっていた。
記事では「選手が戦力外(DFA)となると、すぐにチームの40人枠のロースターから外され、25人枠のロースターに入っていた場合、そこからも外される。7日間以内に(以前は10日間だった)選手はトレードされるか、リリースされるか、ウェーバーにかけられなければならない」と説明。牧田は2年契約だが、「まだ190万ドル(約2億1500万円)の契約が残っていることを踏まえると、他のチームが彼を獲得する可能性は低い」としている。
(Full-Count編集部)