松坂大輔の“今”にボストンメディア注目!? 「マツザカは秋季キャンプにいた」
07年には世界一に貢献した松坂「レッドソックスファンに馴染みのある顔が…」
5年ぶりにワールドシリーズ制覇を果たしたレッドソックス。10月31日(日本時間1日)にはボストン市内でパレードが行われ、3日(同4日)にはアレックス・コーラ監督が故郷プエルトリコに凱旋。大熱狂で迎えられた。
ボストンのスポーツ専門局「NESN」はレッドソックス世界一の余韻に浸りつつ、2019年シーズンに向けて秋季キャンプを行っている日本球界に注目。2007年のワールドシリーズ制覇に大きく貢献した剛腕にスポットを当てている。
「多くのレッドソックスファンに馴染みのある顔があった。ダイスケ・マツザカは名古屋を本拠地とするチームの秋季キャンプにいた」
松坂は06年オフにポスティングシステム(入札制度)を使ってメジャー挑戦。6年総額5200万ドル(約59億円)の大型契約を結び、1年目から主戦投手として活躍した。07年は32試合登板し、15勝12敗、防御率4.40をマークして地区優勝。ロッキーズとのワールドシリーズでは第3戦で日本人初の勝利投手となり、チームの世界一に大きく貢献した。08年には18勝3敗と圧倒的な成績を残すなどしてボストンを熱狂させた。
その後は怪我にも悩まされて思うような活躍はできず、松坂が世界一に貢献した07年から11年がたったが、いまだに注目度は高い様子。今シーズン中日で11試合登板し、6勝4敗、防御率3.74とまずまずの成績を残した右腕について、同局は「ドラゴンズはマツザカが2014年に日本に復帰してからプレーした2チーム目となるが、福岡ソフトバンクホークスでは3シーズンで1度しか登板しなかった。38歳は(今年)比較的成功したシーズンを送り、(現役生活を)継続させたいと思っている。成績よりも宣伝面の理由が大きかったが、彼はNPBのオールスターに選出された」と右腕の“今”を紹介している。
いまだにレッドソックス本拠地フェンウェイパークのグッズショップには松坂関連グッズが残っている。かつてボストンを沸かせたマツザカは今も米国で注目されていると言って良さそうだ。
(Full-Count編集部)