ド軍合意の前田、異例の“超大型出来高”が憶測呼ぶ ファンが内容を大予想

特殊な契約に「サイ・ヤング賞なら11億円」の声も

 広島の前田健太投手がドジャースとの契約に合意したと報じられている。米メディアは、8年総額2500万ドル(約30億円)と年俸総額を抑え、年間で最大1200万ドル(約14億4000万円)という大型のインセンティブ(出来高)が盛り込まれていると契約内容について伝えたが、この特殊な形態が注目されている。

 地元のドジャースファンも、最大で年間14億円以上という基本給の4倍にも及ぶ成果報酬を大きな話題としており、ツイッター上では「ケンタマエダインセンティブス」というハッシュタグが誕生。正式契約前から出来高の内容を推測する声が続出し、大いに盛り上がっている。

 ある米国人ファンは、ツイッターで「サイ・ヤング賞を受賞すれば900万ドル(約11億円)のボーナス」とつぶやいた。日本で沢村賞2度受賞の前田が、MLBの年間最優秀投手に与えられる栄誉を手にできれば、約11億円という高額ボーナスを手にすると予想している。

 他には、宿命のライバルとの直接対決での特別報酬を期待する声も上がっている。

「ジャイアンツ戦勝利で10万ドル(約1200万円)、グリンキーとマッドバム相手に勝てば50万ドル(約6000万円)」

 このファンは、同じナ・リーグ西地区の名門対決で勝利すれば勝利給、そして、ダイヤモンドバックスにFAで移籍してしまったザック・グリンキー投手、ジャイアンツのエース左腕「マッドバム」ことマディソン・バムガーナー投手との対決を制した場合にもボーナスが出ると“分析”した。

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