【侍ジャパン】初招集でいきなり台湾戦先発の中日・笠原「緩急を使って抑えていく」
今季は20試合に登板して6勝をマーク
野球日本代表「侍ジャパン」は、7日にヤフオクドームで「ENEOS 侍ジャパンシリーズ2018」チャイニーズ・タイペイ戦を戦う。試合前日となる6日にはヤフオクドーム内で両チームが練習を行い、侍ジャパンは9日からの「2018日米野球」に先駆けて行われる一戦に備えた。
チャイニーズ・タイペイ戦で、侍ジャパンの先発マウンドを託されたのは笠原祥太郎投手(中日)。今季は20試合に先発して6勝4敗、防御率4.14の成績を残している左腕は「チームに流れを持ってこられるような投球をしたい。真っ直ぐは速くないので、チェンジアップとカーブで緩急を使って抑えていきたい」と意気込みを語った。
侍ジャパントップチームに初めて招集され「ユニホームが似合っているのかな、という感じ」とはにかんでいた左腕。チャイニーズ・タイペイ戦の先発は1週間ほど前に電話をもらい、伝えられたという。「緩急というのはずっとやってきたこと。その武器を発揮できればいいかなと思っています。ここでちゃんと結果を残す、いい投球をすれば今度に繋がっていくと思います」と語り、初の先発マウンドに表情を引き締めていた。
(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)