【日米野球】侍ジャパン、柳田の劇的逆転サヨナラ2ランで白星発進 バックスクリーンに豪快弾
MLB選抜に3被弾も最後の最後に試合をひっくり返す
■侍ジャパン 7-6 MLBオールスター(9日・東京ドーム)
野球日本代表「侍ジャパン」とMLBオールスターチームが対戦する「2018日米野球」は9日、東京ドームで第1戦が行われ、侍ジャパンは7-6でサヨナラ勝ち。9回に柳田悠岐(ソフトバンク)が劇的な逆転サヨナラ弾を放ち、白星発進となった。
侍ジャパンの先発マウンドに上がったのは岸孝之(楽天)。3回に先頭ロサリオに左翼へ先制弾を運ばれたが、4回まで2安打1失点と快投した。だが、1?1で迎えた5回に、ホスキンスに右前打、ロサリオに中前打と連打。続くメリフィールドを空振り三振に仕留め、1死一、二塁としたところで、球数が81球(53ストライク)に達してマウンドを下りた。
ここで稲葉篤紀監督はトップチーム初選出の成田翔(ロッテ)を投入したが、最初の打者サンタナに3ランを被弾。結局、岸は4回1/3を投げて4安打5奪三振1四球3失点(自責3)となった。
だが、その裏に甲斐拓也(ソフトバンク)の中前打、山田哲人(ヤクルト)の左前打などで1死満塁の絶好機を作ると、この日3番に入った秋山翔吾(西武)が走者一掃となるタイムリー二塁打を左翼線に弾き返し、一気に同点に追いついた。
6回にソトの2点弾で3度目の勝ち越しを許したが、9回にイエーツから會澤翼(広島)のタイムリーで1点差に迫ると、柳田がセンターバックスクリーンへ豪快な逆転サヨナラ2ラン。最後の最後に試合をひっくり返し、球場は悲鳴のような大歓声に包まれた。
(Full-Count編集部)