【日米野球】元ハムのマーティン、予言的中!? 第1戦前に断言「柳田と秋山はメジャーに行ける」

侍ジャパン・柳田悠岐と秋山翔吾(左から)【写真:Getty Images】
侍ジャパン・柳田悠岐と秋山翔吾(左から)【写真:Getty Images】

柳田と大谷を比較「2人はとてもタイプが似た打者」「穴が多いようで実は少ない」

 9日に開幕した「2018日米野球」の第1戦は、野球日本代表「侍ジャパン」が圧巻の逆転サヨナラ劇でMLBオールスターチームを7-6で退けた。最終盤まで敗戦色が濃厚だった侍ジャパンだが、豪快なひと振りで一変させたのが柳田悠岐(ソフトバンク)。そして、5回1死満塁の絶好機で走者一掃となる左翼線二塁打を放った秋山翔吾(西武)の活躍も光った。

 実は、この試合が始まる約3時間前、柳田と秋山のメジャー移籍を熱望した男がいた。それが、2016年から2シーズンを日本ハムでプレーした右腕クリス・マーティン(レンジャーズ)だった。MLBオールスターチームの一員として来日したマーティンは、侍ジャパンの打撃練習を眺めながら「ヤナギタとアキヤマはメジャー移籍したら、面白い存在だと思うんだ」と話していた。

 パ・リーグで対戦を繰り返した打者の中でも、常に感心させられたのが、柳田と秋山だったという。

「ヤナギタはパワーもあるし、スピードもある。僕はオオタニとヤナギタは、とても似たタイプの打者だと思うんだ。豪快なスイングはもちろん、穴が多いようで実は少ない。弱点だと思って攻めた場所には、すぐに適応してコンタクトされてしまうんだ。

 アキヤマはバットコントロールが素晴らしい。もちろん長打も打てるけれど、広角に打ち分けられる技術はすごい。しかも、彼は守備もいいからね。メジャーに行ったら、二塁打を多く打てる好打者になると思うんだ」

 そして、まさに予言的中。第1戦は両者が勝負どころで実力を発揮し、侍ジャパンを勝利へ導いた。試合を見守ったメジャー球団のスカウトの目にも、2人の存在は際立って映ったに違いない。

(Full-Count編集部)

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