元選抜Vバッテリーが地元で再会、互いの印象語る「真面目」「すごい投手」
キャンプ直前企画、2008年選抜Vバッテリーが地元沖縄でトークショー
ソフトバンクの東浜巨投手やDeNA嶺井博希捕手、野球評論家の田淵幸一氏らが今月11日に沖縄・那覇市のロワジールホテル那覇でトークショーを行った。プロ野球春季キャンプのシーズンに合わせて企画されたイベントで、両選手の母校である沖縄尚学高の野球部員や地元の少年野球チームのメンバーら約400人が来場した。
東浜と嶺井は高校、亜大とバッテリーを組んでおり、東浜が一学年先輩。沖縄尚学では東浜が3年、嶺井が2年で出場した2008年のセンバツ甲子園で優勝を経験し、亜大でも東都大学リーグなどで優勝バッテリーとなった。
地元沖縄のイベントで再会した東浜は後輩の印象について問われると、「高校入学前からいい選手がいると有名だった。真面目で投げやすかった」と回答。一方の嶺井は初めて先輩右腕のボールを受けた当時について「すごい投手だったので自分が捕手をやっていていいのかと思った」と振り返った。
また、東浜は高校時代、ボールを投げることが好きで1日最高600球近くを投じたエピソードを披露した。
その後、田淵氏も参加。自身と同じ捕手の嶺井について「肩が強い。打撃を鍛えればもっといい選手になる」と評し、「捕手は投手陣の性格を一人一人知っていなければならない。投手によって褒めたり、褒めない方が良かったりする」とアドバイスを送った。
また、田淵氏は2016年のペナントレースについて、セ・リーグは巨人か阪神、パ・リーグはソフトバンクの優勝を予想した。
トークショー後には小学生を対象に東浜がピッチングを指導、田淵氏と嶺井が打撃指導を実施。地元の子どもたちは熱心に聞き入っていた。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count