肩が強すぎる同窓生…アレナド&チャップマンの“鬼肩”集動画に米ファン唖然
同一高校、同一ポジションからの「プラチナ・ゴールドグラブ」選出はともに史上初
2018年のゴールドグラブ賞受賞者からファン投票で両リーグ1人ずつ「守備の達人」を選出する「プラチナ・ゴールドグラブ」(プラチナグラブ)が9日に発表され、高校の同窓生であるノーラン・アレナド(ロッキーズ)とマット・チャップマン(アスレチックス)がそれぞれナ・リーグ、ア・リーグのプラチナグラブに選出された。MLB公式ツイッターがこの2人の好プレー集動画を投稿すると、あまりの強肩ぶりに驚きの声が次々とあがっている。
この2人はともに三塁手だが、カリフォルニア州レイクフォレストのエル・トロ高校の出身で、チャップマンはアレナドの2年後輩にあたる。プラチナグラブは2011年に創設された賞だが、同じ出身校の選手の選出、同一ポジションからの選出ともに初めて。
MLB公式ツイッターでは、「高校のチームメートがプラチナグラブを受賞した。どちらに三塁手でプレーしてほしい?」というコメントとともに、2人の好プレー集の動画を投稿。ファンからは様々な声が寄せられた。
「絶対にノーラン・アレナド!」
「この動画ではチャップマンのプレーの方がアレナドよりずっと優れている」
「比べられないよ。チャップマンがあと2、3年プレーしてからにしよう。現時点ではノーランだね」
「三塁の守備でチャップマンより良い選手はいない。だけど総合的にはアレナドだ」
「アレナド。ここ4年間で最高の三塁手」
「聞くまでもないよ、アレナドだ」
「打撃力でアレナド。チャップマンの守備は間違いなくすごいけれど」
「チャップマン! 今は彼の時代だよ」
「どちらでも間違いないけど、どちらかを選ばなければいけないとしたらノーランだね」
「両方ともすごいけれど、チャップマン。彼はさらに良くなるよ」
「間違った選択肢なんてないよ。2人の素晴らしい野球選手だ」
「彼らの高校のコーチは昇給されるべきだ!」
「難しいな。答えられないよ」
やはり、MLBでの活躍年数、そして打撃成績でも上回るアレナドが選手としての総合力は上という声が多めだが、チャップマンの守備力はファンも認めており、あと2、3年したら立場は逆転するかも……という声もあった。
エル・トロ高校はアレナド、チャップマンのほか、ヤンキースの2番手捕手を務めるオースティン・ロマインも輩出している“野球名門校”。高校関係者にとって、卒業生2人の同時受賞は快挙であり、誇りとなるのは間違いないだろう。