2二塁打と活躍のイチローを現地メディアも称賛 「この役割においても有益」

「パートタイム・ヒッター」

 現地時間3日のレイズ戦で今季初のタイムリーを含む2本の二塁打を放ったヤンキースのイチロー外野手が地元メディアに絶賛された。ESPNの試合後の速報では「パートタイム・ヒッター」との小見出しで報じられている。

「イチロー スズキはヤンキースでのこのパートタイム的な役割を愛していないかもしれないが、この役割においても有益であることを証明している。5回に二塁打を放ち、8回には再び二塁打で1打点を記録した。この2安打で打率は3割7分5厘に。今季45打席以上立っている選手でこの数字を上回るのは4選手しかいない」

 勝利に貢献した日本の誇る安打製造機の奮闘をそう記して評価している。

 この日8番ライトで先発したイチローは3試合ぶりの先発となった。ヤンキースがカルロス・ベルトラン、ジャコビー・エルズベリーという外野手を獲得した影響で、今季は代走、代打、守備固めなど限定的な起用が増えている。その中で、イチローは打撃だけでなく、走塁や守備などで高い次元のプレーを披露し、レギュラーに相応しいパフォーマンスを見せているが、数少ない見せ場でも結果を出すプロフェッショナルな力は辛辣な地元メディアにも高く評価されている。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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