【日米野球】MLB選抜ベラスケスが不適切投稿を謝罪「本当にこの度は申し訳ありませんでした」
インスタグラム上に原爆ドームに爆弾が落ちる動画を投稿
野球日本代表「侍ジャパン」と「2018日米野球」と戦っているMLBオールスターチームのヘクター・ベラスケス投手(レッドソックス)が13日、自身のインスタグラムに不適切投稿をしたことを謝罪した。ベラスケスは、インスタグラムのストーリーという機能を使い、原爆ドームに爆弾のイラストがぶつかる動画を作成し、「atomic bomb(原爆)」というコメント入りで投稿。その後、削除していた。第4戦の試合前に会見に臨んだベラスケスは、深々と頭を下げ、「本当にこの度は申し訳ありませんでした。日本の皆さまだけではなくて、全ての人に申し訳ないと伝えたいです」と謝罪した。
動画を投稿した経緯について、母国メキシコにいる友人に「広島に起きたことを写真、ビデオを通して伝えようと思った」が、「伝え方を間違えました」と説明。「ここで起こったことは悲しいことですし、自分でも感じています。メキシコで自分が生まれたところ、住んでいるところは危険なところで、いろいろな悲しいことが起こっています。そういうところで生まれた僕がこういうことをしてしまって申し訳なく思っています。皆さまのことは否定するつもりはないですし、やったことは申し訳なく思っています」と謝罪の言葉を並べた。
同席したMLBジャパンのジム・スモール代表は「今回の日米野球の主催者としてこのようなことがあったことをお詫びしたい。ベラスケス選手も後悔しているし、決して広島の方々に対して、間違った意図をお伝えすることではないということを再度申し上げたい」と詫びた。
MLBオールスターチームは12日に平和記念公園を訪れ、献花を行っていたが、軽率な投稿で水を差す形になってしまった。
(Full-Count編集部)