元オリ大島氏が「イートファクトリー」初代監督に就任 「都市対抗で優勝を」

「イートファクトリー」硬式野球部の監督に就任した大島公一氏(中央)【写真:橋本健吾】
「イートファクトリー」硬式野球部の監督に就任した大島公一氏(中央)【写真:橋本健吾】

11月23日に日本生命グラウンドでトライアウトを開催

 元近鉄、オリックス、楽天で活躍した大島公一氏が来年4月に結成される硬式野球部「イートファクトリーベースボールクラブ(愛称:満マルビリケンズ)」の監督に就任することが同社から発表された。

 大阪を中心に大阪屋台居酒屋「満マル」や「山ちゃん」、ベトナム屋台酒場「デンロン」を国内外で70店舗展開する「イートファクトリー」が硬式野球クラブを創設。ヤクルト、ロッテで活躍し2013年から2015年まで日本ハムの1軍ヘッドコーチを務めた阿井英二郎氏がシニアアドバイザー(SA)を務める。

 大島氏は近鉄、オリックス、楽天を経て2005年に現役を引退し翌年からオリックスで1軍打撃コーチを務めるなど2015年まで指導者として活躍。監督就任を受け「率直に嬉しかった。野球は最終的には勝つことが目的となる。最終目標は都市対抗で優勝を目指せるチームを作っていきたい」と意気込みを語った。

 阿井SAは大島氏を監督に招へいした経緯を「社会人としての人間性、トッププロとしても活躍し指導者としての経験も豊富。『教えは2度目の学び』というイートファクトリーの考え方にもあっている」と理由を説明した。

 3年ぶりにユニホームを着ることになった大島氏は「本当にゼロからのスタートになります。トライアウトでは伝統、伝承、共に成長できる選手を求めています。元気を体で表現できる人は受験してもらいたい」と力を込めた。

 新チームのトライアウト&チーム説明会は11月23日に日本生命グラウンドで行われる。応募期間はトライアウト前日の22日まで。選手はクラブ在籍中は時給制の契約社員(契約期間1年)となり、引退後は正社員として雇用される。

(橋本健吾 / Kengo Hashimoto)

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