ブ軍「再契約に動く」も…川崎は「ナ・リーグ球団との契約」目指す?
ブルージェイズは「再契約に動いた」が…「戻ってこないかも」
ブルージェイズからフリーエージェント(FA)なっている川崎宗則内野手が、ナ・リーグ球団との契約を目指していると米メディアが伝えている。
米情報サイト「SBネーション」は「ムネノリ・カワサキはナショナル・リーグの球団と契約することを見据えている」と題した記事を掲載。「ファンがお気に入りのカワサキはブルージェイズに今季戻ってこないかもしれない」との書き出しで、地元トロントでも注目される日本人内野手の去就について取り上げている。
記事では、「(ブルージェイズの)マイナーリーグ運営ディレクターのチャーリー・ウィルソン氏は、ブルージェイズ傘下3A(バファロー)バイソンズが行った昼食会でのファンからの質問に対して、FAとなっている川崎はナ・リーグのチームとの契約を目指しているようだとの見解を示した」と伝えている。
すでに、今季も米国でプレーすることを決断したと報じられている川崎だが、去就問題に動きはない。今月中旬には、ブルージェイズがルール5ドラフトで指名したジョー・ビアジーニ投手が、昨季まで川崎が3年間つけた背番号66をつけることが判明。それ以来、川崎がブルージェイズに戻ってこないのではという憶測が流れていた。
「我々は彼のことを気に入っているし、確かに再契約に向けて動いた」
記事では、ウィルソン氏のこのコメントを紹介。ブルージェイズ側がムードメーカーの残留を望んでいることを伝えている。さらに、川崎がブルージェイズとバイソンズで「その成績以上にファンから愛される存在」だったとして、昨年のポストシーズンではロースター外だったにもかかわらず、チームに帯同していたことも記されている。