メジャー移籍のマエケン、送別会で中田ら号泣 「本当に仲間に恵まれた」
「このチームで野球が出来たことが宝物」
ドジャースへの入団が決まった前田健太投手が広島でともに戦った仲間への想いを自身のブログで綴っている。
右腕は「teamマエケン」と題したブログの中で、チームメイトから送別会を開いてもらったことを報告。参加メンバーは小野淳平投手、中田廉投手、飯田哲矢投手、大瀬良大地投手、中崎翔太投手、戸田隆矢投手、辻空投手で、会の途中からは中田らが号泣して別れを惜しんだという。用意されたケーキには「世界一のマエケンに!! 日本全国民に勇気と感動を!」との言葉も添えられていた。
前田はブログの中で一人ひとりに感謝とエールを綴り、仲間たちと撮った写真とともに「終わった後も食事したメンバーからメールで寂しい、やっと実感してきてほんとに行っちゃうんですね。とか、頑張ってきてくださいとか、カープにきて本当に良かったとか行かないでください。とかいろんなメールをもらいました。本当に仲間に恵まれました。カープに来て本当によかった。このチームで野球が出来たことが宝物です」とのメッセージを掲載した。
ドジャースへの移籍決定後には広島で記者会見を開き、「9年間、お世話になった広島カープには感謝の気持ちでいっぱいです。しっかりと結果を出してカープに恩返しできるようにこれから頑張っていきたいと思います」と口にしていた前田。仲間たちとの思い出を胸に刻みながら、メジャーへの準備を進めている。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count