【日米野球】侍ジャパン、最終戦は4-1で逃げ切り3連勝 対戦成績5勝1敗でMLB選抜を圧倒
先発笠原が本拠地で粘投、打線は2回に集中打で4点先制
■侍ジャパン 4-1 MLBオールスター(15日・ナゴヤドーム)
野球日本代表「侍ジャパン」とMLBオールスターチームが戦う「2018日米野球」は15日、ナゴヤドームで最終戦となる第6戦を行い、侍ジャパンが4-1で白星を飾った。2回に源田壮亮(西武)が走者一掃の右翼線三塁打を放つなど4点を奪うと、先発の笠原祥太郎(中日)が5回途中を4安打無失点と好投。8回に1点を返されたが逃げ切った。これで対戦成績は5勝1敗となり、終わってみれば侍ジャパンの圧勝となった。
この日は先発オーダーに5人が名を連ねた西武の打者陣が、2回につないだ。先頭の山川が四球を選ぶと、森が中前打、外崎が右前打で続いて無死満塁。ここで打席に立った源田が、カウント2-2から低め変化球を上手く捉え、右翼線いっぱいに落ちる走者一掃の三塁打とした。さらに1死三塁から菊池の中犠飛で4点目を追加。侍ジャパンは一気に4点を奪った。
本拠地ナゴヤドームでの先発となった笠原は、早々に4点の援護をもらうと、再三得点圏に走者を進めながらも粘投。5回に四球と左前打で無死一、二塁としながらも、リアルミュートを左飛、ヘルナンデスを空振り三振に仕留めたところで、球数制限に達して降板した。2走者を残したが、2番手の岩貞がアクーニャJr.を空振り三振に斬る好救援で得点を許さなかった。
8回に3番手としてマウンドに上がった佐藤優(中日)が、先頭のアクーニャJr.にソロ弾をバックスクリーンに運ばれ、なおも1死満塁のピンチ。ここで迎えたチリーノス、テーラーを連続で空振り三振に斬り、さらなる失点を逃れた。
9回は山崎康晃(DeNA)が締めて、侍ジャパンは3連勝。対戦成績5勝1敗の圧勝で日米野球の幕を閉じた。
(Full-Count編集部)