ロッテ井口監督、丸FA交渉の席に自身も参戦「僕の思いを伝える」
ファン感で宣言「来シーズンこそ優勝を目指す」
ロッテのファン感謝デー「スーパーマリンフェスタ2018」が18日、ZOZOマリンスタジアムで開催された。冒頭の挨拶に立った井口資仁監督は「今年1年間、熱いご声援をありがとうございました」と、数多く詰めかけたファンに感謝の気持ちを伝えた。
爽やかな秋晴れに恵まれたこの日。球場にはちびっ子から大人まで数多くのファンが集結し、選手を身近に感じられる貴重な機会に胸躍らせた。開会の挨拶に立った井口監督は、真っ黒に日焼けした顔で「昨日まで鴨川で厳しいキャンプをしてきました。選手個人個人しっかり課題を持って、いいキャンプを過ごせたと思います」と鴨川で行われた秋季キャンプの成果を伝えた。
就任1年目の今季は中盤までAクラス入りを争ったが、終盤に失速してリーグ5位に終わった。だが、来季に向けての手応えをつかんだ1年でもあった。「来シーズンこそ、ファンの皆さんとともに優勝を目指して頑張っていきたいと思います。どうぞ来シーズンもご声援宜しくお願いします」と、ファンに力強く語りかけた。
その後、取材対応した井口監督は、広島からFAとなった丸佳浩外野手との交渉について「まだ何も話は聞いていません。日程も決まっていないんで」と、現時点で進展はないことを報告。古巣の広島や巨人など複数球団が丸獲得に乗り出しているが「勝算というか、マリーンズとして思いだったり、僕の思いを伝えることだと思う。勝算というよりは思いを伝えることが一番」と話し、自ら交渉の席に着き、熱い思いを伝えることを明かした。
来季こそ優勝を現実のものとするためにも、丸獲得に全力を注ぐ。
(Full-Count編集部)