いよいよ始まる春季キャンプ ルーキー32選手が1軍スタート、高卒は3選手に
甲子園V左腕ら高卒ルーキー3選手もキャンプ1軍スタート
いよいよプロ野球の春季キャンプがスタートする。各球団とも新シーズンに向けてどのように仕上げていくのか。注目の一つはルーキーの台頭だ。
30日までに全球団が1軍、2軍(ソフトバンク、西武はA班、B班。巨人は3軍まで)の振り分けを発表。今年は12球団で計32人の新人選手が1軍スタートとなった。うち高卒は3選手。最多は広島、中日、DeNAの5選手で、楽天の4選手、巨人、オリックスの3選手と続く。一方で西武、ソフトバンクはゼロとなった。
ケガの防止やじっくりと育てることを目的として期待のルーキーを2軍スタートさせるケースもあり、キャンプ1軍入りは必ずしも今後の飛躍を約束するものではない。しかし首脳陣の目が届く場所でアピールし、実力を買われれば、開幕1軍が近づくのも確かだ。
今年も巨人ドラフト1位の桜井俊貴投手やDeNA1位の今永昇太投手をはじめとする大学、社会人出身者だけでなく、甲子園V左腕の中日1位・小笠原慎之介投手や楽天1位のオコエ瑠偉外野手、ロッテ1位の平沢大河内野手ら注目の高卒新人が1軍に名を連ねた。2月1日にスタートするキャンプで新人たちがどのように羽ばたいていくのか。次世代を担う新戦力の躍進に期待したい。
以下が各球団キャンプ1軍入りしたルーキー。