ビヤヌエバの巨人移籍で余波 阪神と“誤報”の米記者に虎ファン「がっかり」
「ジ・アスレチック」のローゼンタール氏は最初は「阪神」と速報
巨人は21日、来季の新外国人選手としてパドレスのクリスチャン・ビヤヌエバ内野手と契約が合意に達したと発表した。今季ルーキーシーズンで20本塁打を放ち、4月にはナ・リーグ月間最優秀新人を獲得したビヤヌエバ。この大砲の日本球界入りを真っ先に報じたのは、米メディア「ジ・アスレチック」の名物コラムニストのケン・ローゼンタール氏だった。
ただ、ローゼンタール氏は自身のツイッターで最初に移籍先を「阪神」と速報。その後に移籍先を阪神から巨人に「訂正」した。ローゼンタール氏はまず「パドレスは三塁手、クリスチャン・ビヤヌエバを日本の阪神に売却する」と速報したが、その1時間に「訂正 パドレスは三塁手クリスチャン・ビヤヌエバの権利を読売ジャイアンツに売却。阪神タイガースではありません」と伝えた。
ツイッターで移籍先を“軌道修正”すると、このツイートには、様々な反応が。
「全然違うじゃないか!」
「三度目の正直という言葉もあるよ、ケン」
「パドレス 我々はジャイアンツに君を売却した。ビヤヌエバ すごい。ナ・リーグ西地区で悪い球団じゃないよ パドレス そのジャイアンツじゃないんだ」
「なぜだ。昨シーズンはルーキーシーズンだったんじゃないか? 素晴らしい一年だったんじゃないのか?」
「ふむふむ。彼は有望な選手としてデビューした。日本で打ちまくるに違いない」
「サンフランシスコ・ジャイアンツ、君たちが獲得すべきだった。若い打撃優秀な三塁手だぞ」
「とんでもない守備と再三の三振を見られなくていいので、彼がどこに行こうが、どうでもいい」
「なぜだ? そんなにひどいシーズンでもなかっただろう?」
「これはデトロイトからサンフランシスコに行くようなものなのか?」
「読売ジャイアンツはどれほど補強が必要なんだ」
「とんでもない誤報だよ」
とする地元ファンからの突っ込みだけでなく、日本人と思しきファンからも悲哀に満ちたコメントが。
「生まれてこのかたタイガースファンです。この誤報に失望しています」
「私は阪神ファンです。彼の加入を願っていました。この誤報は個人的にすごくがっかりです」
「期待と失望をありがとう」
「オーマイガー…」
「おい」
「間違っていいことと悪い事ってあるやん」
メジャー20発男の加入を喜んだ阪神ファンにとっては、まさかのぬか喜びに。しかも、永遠のライバルである巨人の助っ人だったとあって手厳しいコメントが届いていた。
(Full-Count編集部)