田中将大、骨棘除去手術受けた右肘の状態は…「段階としては半分くらい」
昨季終了後に手術、調整は順調も「まだブルペンには入っていない」
ヤンキースの田中将大投手が3日、スイスの時計ブランド「ウブロ」のアンバサダーとしてチャリティーイベントに参加。昨季終了後に骨棘除去手術を受けた右肘の状態について、「段階としては半分くらい」と明かした。
「約2週間後にはキャンプイン。シーズンの開幕も近づいてきている。自分のやること、まずはリハビリをしっかりやりながら上げていきたい。ゲームで投げられる状況を作っていかないといけないので、段階を上げて作っていきたい」
メジャー3年目のキャンプ(2月19日~)へ向け、こう意気込みを語った田中。昨季終了後に右肘骨棘除去手術を受け、その後は自主トレを行ってきたが、「まだブルペンには入っていない」。球団から与えられたメニューを順調に消化しているのものの「段階としては半分くらいかな。(言葉で)表すのは難しいですね」と言う。当然、シーズンを見据えて調整しているだけに、まだ急いだり、焦ったりする段階でもない。
名門球団のエースとしての役割が期待される3年目。初の規定投球回到達に向けて、しっかりと体を作り上げていくことが重要になる。
「3年目だからという特別なものはないけど、1、2年目と色々感じた部分はある。経験してきたことをうまく生かしながらシーズンに入っていければ。着実にステップアップしていけるようにしっかりやっていくだけです」
昨季はワイルドカードゲームで敗れたヤンキースとしても、更なる躍進を目指すシーズン。田中がそのキーマンとなることは間違いない。
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count