阪神退団のマートンがカブスとマイナー契約? MLB公式サイトが特集記事
カブス復帰なら8年ぶり、「エキサイティングな再会」に
昨季限りで阪神を退団したマット・マートン外野手がカブスとマイナー契約に合意したと報じられている。メジャーキャンプには招待選手として参加する予定だという。MLB公式サイトでは、「日本発で今回の復帰に関しての報道がされているが、カブスはまだ発表をしていない」としつつ、7年ぶりの米球界復帰を歓迎する特集記事を掲載している。
「カブスとマートンのエキサイティングな再会が実現するか」
こんなタイトルが付けられた記事では、マートンの打者としての能力や日本での活躍を称えている、マートンは2005年にカブスでメジャーデビューを飾っており、翌06年には144試合出場で打率2割9分7厘という好成績を残していた。カブスには、08年以来8年ぶりに復帰することになる。
「カブスは太平洋の両サイドで巧打をみせたフレンドリーで赤毛の外野手を呼び戻すことになるようだ。本拠地リグレー・フィールドのファンは日本でイチローの持っていたシーズン最多安打記録を阪神タイガースで更新したマートンが、マドン監督率いるカブスのワールドシリーズ進出に貢献する姿を目撃するチャンスを得るかもしれない」
特集ではこのように説明。マートンは10年に来日し、同年にシーズン214安打をマーク。これは当時、イチローが94年に記録したシーズン210安打のNPB記録を塗り替えるものだった(昨年西武の秋山が216安打で記録更新)。そのことを紹介しつつ、カブス悲願のワールドシリーズ進出へ貴重な戦力になる可能性があると伝えている。