日ハム中田、アリゾナキャンプ第1クールを総括 「本当に許せないのは…」
パドレス関係者が連日視察、アドバイスもらい「本当に貴重な経験」も…
日本ハムの中田翔内野手が4日(日本時間5日)、米アリゾナキャンプの第1クールを総括した。
この日のフリー打撃では19スイングで6本の柵越え。最後の1球では左中間へ推定125メートル弾を豪快に放った。キャンプ当初は「リフレッシュできない」と悩みを打ち明けていた不動の4番。アリゾナ生活を大いに語った。
――第1クールを終えて。
「まぁまぁです。テーマは特にないんですけど、大きなけがなく名護に帰れるように。こちら(アリゾナ)でも試合があるので、けがをしないように。1番はそこ。開幕で遅れることになれば、チームに迷惑がかかる。それだけは避けたい」
――打撃で意識していることはあるか?
「まだまだ振り込んでいかなければいけない。スイングも鈍い。キャンプが始まって4日目ですけど、遠くに飛ばすよりも、しっかりボールを捉える回数が増えてきた。(状態は)ボチボチですね」
――今季の目指すべき打撃とは?
「もっと確実性を上げないといけない。正直、(シーズンの調子の)波がありすぎたので。いい時と悪い時の差が激しすぎる。そういったことがプロ野球選手として、甘いところとすごく思います」
――この日はメジャー通算1713安打のパドレス・ロレッタ氏(ベースボールオペレーション特別補佐)が視察した。
「(施設提供するパドレス関係者が)毎日のように来ていただいている。個人的にではなく、みんなに対してアドバイスであったり、シーズンへ向けてありがたい言葉をもらっている。すごく貴重な経験をさせてもらっていると思います」