巨人移籍の炭谷、西武公式HPでコメント動画公開 ファンに“謝罪”と「感謝」
日本シリーズでの対戦誓う、西武も“エール”「新天地での活躍をお祈りします」
西武からFA宣言し、巨人への移籍が決まった炭谷銀仁朗捕手が26日、古巣ファンに惜別のメッセージを送った。
炭谷は、西武の公式HPに動画で登場。ファンに直接メッセージを伝えたいという本人の希望があったという。
スーツ姿の炭谷はまず、23日のファンフェスタで挨拶できなかったことを謝罪。渡辺SDとファンフェスタ後に話す予定になっており、電話ではなく直接移籍する意思を伝えたかったことが理由だという。その上で「ライオンズで13年間お世話になり、本当に感謝しています。1年目、高校から入ってきて何も分からないまま、すぐスタメンで使ってもらったり、日本一も経験させてもらいました。特に13年間のうち6年間は渡辺SDとやって非常に熱い想いがあります」と明かしている。
さらに、「今年、ライオンズは大きな忘れ物をしたと思います。日本一という忘れ物です。13年間このライオンズで経験できたことは宝物です。その宝物とは別に、新しい宝物をジャイアンツに探しに行ってきます」と話し、日本シリーズで西武と巨人が戦うことを目指すと誓っている。
これに対して、西武も公式HPで「来年からはライバルとなりますが、切磋琢磨し一緒にプロ野球界を盛り上げていきましょう。新天地での炭谷選手の活躍をお祈りします。もちろん直接対決で勝つのはライオンズです!」と“エール”を送っている。
(Full-Count編集部)