日ハムドラ1上原、初の打撃投手で感じた「アマチュアとの明らかな違い」
米キャンプで初の打撃投手、栗山監督も「面白そう」
日本ハムの米アリゾナキャンプに参加中のドラフト1位ルーキー・上原健太投手(明大)がプロとアマチュアの違いなどを語った。
9日(日本時間10日)には初めて打撃投手を務め、松本を相手にスライダーを交えて16球を投じた。うち安打性が3本。同2位の加藤(新日鉄住金かずさマジック)も石川慎を相手に23球を投げて安打性5本とした。栗山監督も「思っていた通り、非常に楽しみ。打撃投手に来るまでが目安だった。打者に投げ出したら、面白そうだなと思った」と期待を膨らませる投球だった。
先発ローテ入りを目指す上原。190センチ左腕は初の打撃投手で何を感じたのだろうか。
――打撃投手を務めたが。
「打者の反応が見られたので良かったです。やっぱり球への対応が早いなと感じました。バットを振るスピードというより、1球1球のボールに対してうまくタイミングを合わせてくる。例えば、苦手なコースに来た時でも、1球でバットの芯に合わせてくる。そういう印象はありました」
――打撃投手ではどんなテーマを持って臨んだか。
「打者の反応だけです。打ち取るよりも自分の投げる球に対して、どういう見方、どういうバットの出し方をしてくるか。打者1人ですけど、その反応を大事にしたいと思いました。アマチュアとは明らかに違いました。さすがだなと思いました」