前田健太の来季を大きく左右? メジャー屈指の右腕にドジャース移籍が浮上
インディアンスがエース右腕のクルーバーを放出か
2年続けてワールドシリーズで敗れたドジャースが、悲願の世界一を目指してインディアンスのエース右腕コーリー・クルーバー投手をトレードで獲得する可能性が急浮上している。MLB公式サイトが報じている。
記事によると、ドジャースは2014年、17年のサイ・ヤング賞右腕を獲得するために様々なトレードを提案。ヤシエル・プイグ外野手に加え、左腕アレックス・ウッド投手、プロスペクトのヤディエル・アルバレス投手も放出する大型トレードに発展する可能性があるという。
今季も20勝7敗、防御率2.89と活躍したメジャー屈指の実力者クルーバーが加入するとなれば、ドジャースにとってはエース左腕カーショーと最強のエースコンビが誕生することになる。その一方で、今季後半は中継ぎに回った前田健太投手は先発ローテ死守へスプリングトレーニングからアピールが必要となりそうだ。
ドジャース公式サイトのデプスチャートでは、前田は現時点で先発投手の6番手。ローテーションの1番手はカーショー、2番手は24歳の若手右腕のウォーカー・ビューラー、3番手は1年契約で残留した柳賢振、4番手はベテラン左腕リッチ・ヒル、5番手はロス・ストリップリング、そして6番手は前田となっている。
クルーバーが加入すれば、2番手に据えられることは確実。前田は先発ローテーションを死守する必要が出てくる。年俸300万ドル(約3億4000万円)ながら、先発試合数に応じてインセンティブ(出来高)が増加する異例の契約内容となっている右腕。クルーバーのトレード話の行方は前田の来季を大きく左右しそうだ。
(Full-Count編集部)