日ハム近藤、初の1億円到達 5600万円からほぼ倍増「思った以上の評価」
ベストナインに選出「自覚と責任をもってやりたい」
日本ハムの近藤健介捕手が4日、札幌の球団事務所で契約更改交渉に臨み、5600万円から倍増近い1億円でサインした(金額は推定)。
今季は129試合462打数149安打69打点9本塁打5盗塁、打率.323の好成績を残した。目指していた首位打者のタイトルはリーグ3位で逃したが、ベストナイン(DH)に初選出された。
初めて1億円の大台に到達して「思った以上に評価してもらいましたし、そういう声をいただいたのでうれしく思っています」と語った。チームリーダーとしての自覚も十分。「後輩も増えてきたので先頭に立ってやらなくてはいけない。自覚と責任をもってやりたいです」と話した。
来季の目標については、チームの日本一と首位打者を掲げた。「今年8月のチームの失速は自分の責任だと思っています。自分の成績とリンクして、チームの成績がよくなるようにしていきたいなと思います。具体的には首位打者は獲りたいですし、全試合に出たいと思ってます」と力を込めた。
(石川加奈子 / Kanako Ishikawa)