広島加入決定の新助っ人が心温まる交流 ボール贈った“敵ファン”「成功祈る」
広島が契約合意を発表した元マリナーズのローレンスに「私たちはロッキーズファンだけど…」
広島が4日に契約合意を発表した新外国人選手のケーシー・ローレンス投手に対し、米国のファンが惜別のツイートを贈った。
ローレンスに対してのメッセージを投稿したのは、シャーティ・ワッフルさん。「日本での成功を祈っているよ、ケーシー・ローレンス! 私たちはロッキーズファンだけど、君は娘にボールを渡しに来てくれて、話しかけてくれたね。彼女にとって最高の一日になったよ」とのメッセージに、「#一流 #新しいファン」というハッシュタグをつけて投稿した。
ロッキーズのファンだというワッフルさんだが、どうやら家族で野球観戦に行った際、ローレンスが娘にボールをプレゼントしてくれたことに感動し、ファンになったようだ。マリナーズは7月にロッキーズと敵地デンバーでインターリーグの対戦を行っており、この際、ローレンスは2試合に登板している。
ローレンスもワッフルさんのツイートに「ありがとう。(メッセージを送ってくれて)感謝しているよ! (ワッフルさんと家族が)変わりなく元気でいることを願っているよ!!」と返信。日本行きを前にしての、心温まるやりとりだった。
人柄の良さを見せたローレンスだが、広島は残留したジョンソン、フランスア、ヘルウェグに加え、前メッツ3Aのカイル・レグナルト、ローレンスと外国人投手が5人在籍する激戦区。外国人枠をめぐる争いも激しくなると見られる。米国ではブルージェイズとマリナーズで2シーズン38試合登板、3勝3敗、防御率6.64という結果に終わっているローレンスだが、応援しているファンのためにも、日本で結果を残したい。
(Full-Count編集部)