ソフトバンク和田、5年ぶり復帰でワクチン支援活動を再開へ
過去約38万人、約2000万円分を寄付
ソフトバンクは21日、今季米球界から5年ぶりに復帰した和田毅投手が世界の子どもたちへのワクチン支援活動を再開させると発表した。
和田は2005年から「認定NPO法人 世界の子どもにワクチンを 日本委員会(JCV)」のスペシャルサポーターとして、「1球投げるごとに10人分のワクチンを寄付する」という独自の支援活動を展開してきた。
球団によるとこれまでの支援合計はワクチン約38万人分で金額にして約2000万円に上ったという。そして今回、渡米により中断していたワクチン支援の社会貢献活動を再開することになった。
今回実施するワクチンの寄付は公式戦での投球1球につきワクチン10本に加え、勝利投手となった場合に1球につきワクチン20本、完投投手となった場合に1球につきワクチン30本、完封勝利となった場合に1球につきワクチン40本、オールスターゲームに登板した場合に1球につきワクチン100本。さらにチーム、自身の成績に応じたワクチンの寄付も実施する計画で、リーグ優勝の場合、ワクチン1万本を加算。クライマックス・シリーズ優勝で1万本、日本シリーズ優勝で1万本をそれぞれ加算する。最多賞、最優秀防御率、沢村賞などの個人タイトルを獲得した際もタイトル1つにつき1万本を加算する。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count