今オフFA宣言の浅村、炭谷、丸、西の移籍先決定 2018年FAまとめ
オリックス西は最後まで熟考し阪神入りを決断
プロ野球はオフシーズンに入りフリーエージェント権(FA)を行使した選手たちの行き先も決まった。FA宣言したのは西武・浅村栄斗内野手、炭谷銀仁朗捕手、広島・丸佳浩外野手、オリックス・西勇輝投手の4選手。ここでは改めて今オフに注目を浴びたFA移籍を振り返ってみる。
まずは西武の10年ぶりのリーグ制覇に貢献した浅村。今季は143試合に出場し打率.310、32本塁打、127打点をマークし自身2度目のタイトルを獲得した。ソフトバンク、オリックス、楽天が獲得に名乗りを上げたが元同僚の石井GMからのラブコールもあり楽天移籍を決断。4年契約、背番号は「3」に決まった。
長年、西武の正捕手を務めた炭谷は熟考の末、海外FA権の行使を決断。今季は森の台頭もあり47試合出場、打率.248、0本塁打、9打点の成績に終わっていた。巨人からのオファーを受け3年契約、背番号は「27」に決まった。
2年連続MVPを獲得した丸は今季、125試合に出場し打率.306、39本塁打、97打点と圧倒的な成績を残した。リーグ3連覇に導いた強打者には巨人、地元のロッテが参戦。広島は4年契約、ロッテも複数年+監督手形を用意するなど粘り強く交渉したが、巨人入りの決断を下した。
最後まで難航したのはオリックスで5度の2桁勝利を含む通算74勝を挙げた西。ソフトバンク、阪神、DeNAが獲得に名乗りを上げた。11月7日にFA権行使を表明してから約1か月、他球団と複数回交渉し阪神入りを決断した。近く会見が行われる。
(Full-Count編集部)