DeNAドラ1今永、2戦連続好投でローテへ前進 「いい意味でかき乱したい」
サムソン戦で4回2安打無失点、ローテ入りへ「そうならないといけない」
DeNAのドラフト1位ルーキー今永昇太投手が23日、練習試合・サムソン戦(宜野湾)に先発し、4回2安打無失点の好投で先発ローテ入りに前進した。
自身で「良かった」と振り返った直球で積極的に内角を突いた。ラミレス監督も「今日の今永のパフォーマンスはとてもハッピーです。4回を投げて4三振。スピードも146キロ出ましたし、ストレートで内角を突けていましたし、本当に嬉しく思っています」と笑顔。初の対外試合となった17日のKIA戦でも3回1安打無失点と好投しており、2試合連続でアピールに成功した。
先発ローテ入りへ、本人は「まだ無駄な死球とか、決め球の精度が悪かったりとかある。石田さんとか、砂田とか、同じ左としてもっと勉強しなければいけない。自分が出来ないことは出来ないと割りきって、持っているものを最大限に出していく」とライバルの名前を挙げて気を引き締め直した。ただ、ドラ1として周囲の期待も十分に理解している。
「(ローテ入りは)自分自身もそうならないといけないと思っている。そこの争いをしていくことでチームの底上げにつながっていくと思うので、自分は新人ではあるんですけど、いい意味で先発ローテーションをかき乱せるように、チームの競争に勝って自分の立ち位置をしっかり確立したい」