レンジャーズの先発陣が崩壊で「3Aローテーション」に? ペレスも今季絶望で頼れるのはダルビッシュ有のみ!?
負傷の影響もあり成績を落としていたペレス
レンジャーズの先発陣が完全に崩壊状態に陥った。先発ローテーション2番手として開幕を迎えたマーティン・ペレス投手(23)の左肘靱帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)が、17日に正式決定。負傷者続出のレンジャーズ投手陣を“瀕死”の状態にさせる離脱で、いよいよエースのダルビッシュ有投手(27)が頼みの綱となってきた。
地元紙ダラス・モーニング・ニュースによると、左肘を負傷して14日に故障者リスト(DL)入りしていたペレスは17日にジョン・ダニエルスGMと面談し、トミー・ジョン手術を受けることを決意した。19日に手術を受ける予定で、復帰までは12~14か月を要する見込みだ。当然、今季中の復帰は絶望的となった。
将来を嘱望されている左腕は、米メディアの取材に対して「難しい決断だった。でも、これが自分にとってもチームにとってもベストな決断だと思う。来年、強くなって戻ってくるつもりだ。リハビリをして、状態を良くすることだけを考えている」と気丈に語ったという。
ペレスは今季、ダルビッシュに続く先発2番手として開幕を迎えた(ダルビッシュは首の負傷で開幕戦先発を回避)。ここまで8試合に先発して4勝3敗、防御率4・38。ただ、最初の5試合で4勝無敗、防御率1・42と好投していたにもかかわらず、その後に成績を大きく落としていた。やはり負傷の影響は大きかったと言えそうだ。