ダルビッシュ2度目の投球練習に「違和感なく順調」 投手コーチも好感触

ハーフマウンドから20球、レ軍投手コーチ「よりボールが走っていた」

 レンジャーズのダルビッシュ有投手が24日(日本時間25日)、通常の半分ほどの高さのマウンドから投球練習を行った。ここ3日間で2度目の投球となった右腕についてレンジャーズの投手コーチも上々の評価を下している。地元紙「スターテレグラム」が伝えている。

 昨季開幕前に右肘の靭帯再建手術(トミー・ジョン手術)を受けたダルビッシュは22日、手術を受けて以来初めて傾斜のついたマウンドから投球を実施。ハーフマウンドから17球を投じた。

 そしてこの日は20球。リハビリを進める右腕についてダグ・ブロケイル投手コーチは「今日はよりボールが走っていた」とコメント。記事によると27日に予定されている次回投球では25球に増やす計画で、同投手コーチは「全ての投球で彼の投球フォームはまったく同じだった。不安材料はあるか? いや、ここまではまったく順調だ。予定通り」と話している。

 ダルビッシュもこの日、自身のブログでスプリングトレーニングを開始したことを報告。「違和感もなく順調です」と振り返り、「来週からは普通のマウンドになるので楽しみです」と綴っている。

 復帰は6月前後が見込まれており、復帰に向けて着実に前進している右腕。完全復活への期待は高まるばかりだ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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