ブルワーズは菊池雄星争奪戦から撤退か 番記者伝える「入札しないようだ」
スターンズGMは「長期にわたる調査」を明かすも…
西武からポスティングされた菊池雄星投手を巡り、メジャー各球団がそれぞれの立場を明らかにし始めている。かつて青木宣親外野手(現ヤクルト)、斎藤隆氏らが所属したブルワーズは「日本人投手ユウセイ・キクチの入札には参加しないようだ」と、地元紙「ミルウォーキー・ジャーナル・センチネル」の番記者トム・ホードリコート氏が自身のツイッターで伝えている。
ホードリコート記者によれば、ブルワーズのデービッド・スターンズGMは「長期にわたりキクチをスカウトしてきた」と明言。だが、同時に「一般的にこういうタイプの選手は大金を要求するので、移籍先は自ずと見えてくる」と話し、ブルワーズは早くも争奪戦から撤退していることを伺わせたという。
新ポスティングシステムでは、譲渡金を支払う意思を示した球団は全て、ポスティングされた選手と交渉の席に着くことができる。実際にはブルワーズがすでに交渉した上で撤退を表明しているのか、交渉する前から諦めてしまっているのかは定かではないが、いずれにせよ、称賛は少ないとの判断に至ったようだ。
(Full-Count編集部)