2016年外国人選手の年俸はどうなった? 高額助っ人トップ10は…
2016年高額助っ人トップ10は?
プロ野球開幕まで残り1か月となり、各球団とも新シーズンに向けて懸命にチームを仕上げている。戦力補強も大詰めを迎え、楽天は22日にメジャー通算162本塁打を誇るジョニー・ゴームズ外野手との契約合意を発表。翌23日はオリックスが左腕パット・ミッシュの獲得を発表した。現役続行を視野に入れながらもいまだ所属先が決まらない選手もいるが、各球団の戦力はほぼ出揃ったと言えるだろう。
シーズンの行方を左右する大きな要因として助っ人の出来が挙げられる。楽天に加入したゴームズはレッドソックスやロイヤルズでワールドシリーズ制覇を経験している大物選手で、NPBでのプレーに期待を寄せるファンも多いかもしれない。35歳のベテラン外野手は1年2億円(推定)で契約合意に至ったが、2016年シーズンの外国人選手の年俸はどうなったのか。ここでは高額助っ人トップ10を見ていきたい。
1位はソフトバンクのデニス・サファテ投手(ソフトバンク)の5億円。2014年に西武から加入した右腕は昨季パ・リーグ新記録の41セーブを挙げてセーブ王に輝いた。14年は64登板で7勝1敗、7ホールド、37セーブ、防御率1.05、15年は65登板で5勝1敗、9ホールド、41セーブ、防御率1.11と圧巻の成績を残し、ソフトバンクの連覇に貢献した。
2位はヤクルトのウラディミール・バレンティン外野手の3億6000万円。11年にヤクルトに加入した主砲は4年連続で30本塁打以上をマークし、11年から3年連続で本塁打王、13年には日本記録となる60本塁打を放った。しかし、2014年シーズンは左アキレス腱痛に悩まされ、左太ももの負傷で長期離脱した昨季は15試合の出場にとどまった。今季は復活を期してキャンプから状態を整えている。
3位は巨人新加入のギャレット・ジョーンズ外野手、阪神で7年目を迎えるランディ・メッセンジャー投手、西武3年目のエルネスト・メヒア内野手が3億円で並ぶ。