アストロズ若手右腕が「177キロ」を記録!? 監督も称賛「素晴らしい技能」
アストロズの若手右腕が110マイルを計測、その方法は…
アストロズのトッププロスペクトであるフォレスト・ウィットリー投手が投げたボールが、110マイル(約177キロ)を記録した。米メディア「Cut4」が特集している。いったいどうやって……。ウィットリーが自身のツイッター上でアップした“110マイル動画”について分析している。
2016年ドラフト1巡目指名選手のウィットリーは、MLB公式サイトが発表しているトッププロスペクトランキングで全体8位に挙げられた21歳の超有望株。MLBデビューこそしていないが、昨季は2Aで8試合に先発するなど、経験を積んでいる最中だ。
ウィットリーが110マイルを計測している様子は、動画を見ればわかる通り、マウンドからの投球ではなく、助走もつけている。「確かに、これはマウンドからの投球ではなかった。なので、我々は彼がメジャーに上がってきた際に、110マイルに達する球を彼が投げることを期待するべきではない。それでも、これはもの凄く素晴らしい技能である」と記事では分析している。
昨オフには、インディアンスのトレバー・バウアー投手が同様の計測方法で116.9マイル(約188.1キロ)を計測しており、「Cut4」は「ウィットリーは昨シーズン12勝を挙げた右腕に追いつくにはまだ数年かかるだろう」とも言及。この動画に関して、ウインターミーティングで質問を受けたアストロズのヒンチ監督は「実際にこの(短い)距離で投げたり、助走をつけたりすることはない。でも、それ以外についてはとてもよかった」とコメントしたという。また、アストロズのエース、ジャスティン・バーランダー投手もこの動画について自身の画像とともに驚きを隠せない反応を示している。
驚異的なファストボールを投げる投手たちがファンを興奮させるメジャーリーグ。ウィットリーがMLBの“スピード自慢”たちと肩を並べる日もそう遠くないだろう。