ドジャースナインによる心温まる物語 サプライズ動画に児童が感激「人生で最高の1日」
ロス郊外のカミノグローブ小学校からの手紙に、メッセージビデオで返事
2018年のMLBはレッドソックスがワールドシリーズ制覇を果たし、幕を閉じた。そのワールドシリーズで苦杯を舐めさせられたのが、前田健太投手も在籍したドジャースだ。ナ・リーグ西地区を6年連続で制し、2年連続でワールドシリーズへ進出。だが、昨季はアストロズ、今季はレッドソックスに敗れ、あと一歩のところで頂点を逃した。
悔しさを味わうことになったドジャースだが、そのナインたちの傷を癒す、心温まる出来事が起きていた。MLB公式サイトの動画コーナー「Cut4」が、その模様を「ドジャースの選手たちが子供たちのファンからの手紙を読んで、ホリデーカードをレコーディングする」と、動画付きで紹介している。
「Cut4」によると、ワールドシリーズで敗退したあと、ドジャースには、ロサンゼルス郊外のカミノグローブ小学校の子供たちから、戦いを労う声が認められた手紙が送られてきた。そして、ドジャースの選手たちはこれを読んだだけでなく、なんとビデオメッセージで返事まで送ったという。
このターナー、ジャンセン、ペダーソン、ロバーツ監督が登場する、動画による“ホリデーカード”は、カミノグローブ小学校での集会で児童たちにサプライズで届けられ、その時の様子を「Cut4」は「彼らのリアクションは、プライスレスだった」と伝えている。
まずターナーが「僕がクラブハウスに入ると、封筒が目に入りました。アルカディアにあるカミノグローブ小学校からの手紙で中身がいっぱいでした。グレード5の皆さんからの手紙は、とても素晴らしかったです。ジョク(ペダーソン)、ケンリー、そして僕は是非その手紙を皆さんに読み聞かせたいと思います。『Go LA Dodgers』」と語り、動画がスタート。
選手それぞれが、児童の手紙を読み上げて、それに返事を送るという形で動画は進んでいく。
ジャンセン「『みんなのプレーは素晴らしかったわ!』ありがとう、セリーナ。君は素晴らしいよ」
ペダーソン「『親愛なるドジャースへ』素晴らしいプレーを試合で見せてくれたね!敬具、マデリン』ありがとう、マデリン」
大ファンであるドジャースの選手たちからのサプライズメッセージに、生徒たちも大興奮。「とてもワクワクしたわ。だって、私はドジャースが大好きなの」「とても驚いたよ。単なる普通の一日かと思ったけど、人生で最高の1日になったよ」と口々に語っており、最後はクラス全員で「カミノグローブから、ハッピーホリデー!私たちはあなたを愛しているわ、ドジャース!」と、再びドジャースに愛のメッセージを送った。