再び韓国からの“逆輸入砲”なるか? “先輩”を追い米球界復帰を模索

韓国球界で活躍したザビアー・スクラッグス(写真はマーリンズ時代)【写真:Getty Images】
韓国球界で活躍したザビアー・スクラッグス(写真はマーリンズ時代)【写真:Getty Images】

テームズの後任として2シーズンで61発208打点を記録

 韓国球界を経てブレークを狙う“第2のテームズ”が、MLB復帰を目指している。ニューヨークの地元紙「ニューズデー」のメッツ番、ティム・ヒーリー記者が自身のツイッターで韓国KBOのNCダイノスで2年間プレーしたザビアー・スクラッグス一塁手が「マイナーリーグへの復帰に関していくつかの球団と交渉をしている」と伝えている。

 ヒーリー記者によるとスクラッグスは先週行われたMLBのウインターミーティングに姿を見せ、マイナー契約ながら複数の球団と交渉をしているという。

 2008年ドラフト19巡目でカージナルスに指名されプロ入りしたスクラッグスは、14年9月にメジャーデビュー。16年にマーリンズに移籍し、14年~16年の3シーズンで50試合打率.227、1本塁打、14打点。マイナーでは3Aで打率.271、56本塁打、194打点の通算成績を残した。

 NCダイノスでは2017、18の2シーズンで257試合出場、打率.277、61本塁打、208打点を記録。特に2017年は打率.300、35本塁打、111打点という数字を残しており、ダイノスの中軸として活躍した。

 韓国帰りで成功したMLB選手といえば、ブルワーズのエリック・テームズ。ブルージェイズ、マリナーズでプレーした後、NCダイノスで2014年から3シーズンプレーし、打率.349、124本塁打、382打点という堂々たる成績を残してMLB復帰。ブルワーズで2017年に31本塁打を記録した。スクラッグスはテームズと入れ替わってダイノスに加入しており、経歴も似ている。果たして“先輩”のサクセスストーリーをスクラッグスはなぞることができるのか、注目だ。

(Full-Count編集部)

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