中日新助っ人ロメロがWLで大活躍 リーグトップ防御率1.33でシーズン終える
最優秀投手賞は3票差で同僚に譲る
中日の新助っ人として加入が決まったエンニー・ロメロ投手は今オフにドミニカのウインターリーグに参加し、レギュラーシーズンを終えた。リーグトップとなる防御率1.17を記録したが惜しくも最優秀投手賞を逃した。
レオネス・デル・エスコヒードに所属したロメロは11試合に登板し2勝1敗、リーグトップの防御率1.33と大活躍。だが、同僚のジョシュ・ローウィ投手が12試合に登板し最多勝となる6勝を挙げ、防御率2.26とこちらも活躍し最優秀投手賞は2人の争いとなった。
地元メディア「Z101 Digital」は「ローウィがロメロとの接戦の末に最優秀投手賞を勝ち獲った」と、投票の結果わずか3票差でロメロが最優秀投手賞を逃したことを伝えている。
最優秀投手にロメロを推す声も多く、地元スポーツラジオ番組「Deportes 107」で司会を務めるビクター・バエス氏は「今シーズン、エンニー・ロメロはローウィよりも遥かに優れた投手だった」と評価している。
ロメロは190センチ105キロの巨漢ながら最速164キロを記録する左腕。2015年以降はメジャー、そしてマイナーでも中継ぎでの起用がほとんどだったが、今回のインタリーグでは11登板のうち10試合で先発。中日での活躍が期待される。
(Full-Count編集部)