アスレチックスが蘭代表プロファー獲得 レンジャーズ、レイズと三角トレード
レンジャーズは若手有望株3投手とマイナー内野手を獲得
アスレチックスは21日(日本時間22日)、レンジャーズから25歳内野手のジュリクソン・プロファーをトレードで獲得した。レイズを含めた三角トレードで、レンジャーズはアスレチックスからマイナー二塁手イーライ・ホワイトと海外選手契約金枠を、レイズから左腕カイル・バード、左腕ブロック・バーク、マイナー右腕ヨエル・エスピナルを獲得。レイズはアスレチックスから右腕エミリオ・パガンと来季ドラフト指名権、レンジャーズからマイナー右腕ローリー・レイシーを獲得した。
アスレチックスがピンポイント補強に乗り出した。今季ワイルドカード枠でプレーオフ進出を果たしたチームは、一塁にはマット・オルソン、遊撃にはマーカス・セミアン、三塁にはマット・チャップマンと生きのいい若手選手が揃う。今季は二塁をベテラン内野手ジェド・ラウリーが守ったが、今オフFAに。そこで、かつては全米NO1プロスペクトだったプロファー獲得に乗り出した。
プロファーの本来のポジションは遊撃だが、二塁はもちろん三塁や外野手もこなす器用さを持っている。オランダ代表として第4回WBCに出場した際は、チームをまとめるリーダー的役割も果たした。
一方のレンジャーズはチーム再建モードで、ジョン・ダニエルズGMはウインターミーティングでも若手投手の獲得を目指すと明言。アスレチックスから3投手、レイズからは若手二塁手を獲得し、チームが目指す補強に成功した。また、若手選手を中心にチーム作りを進めるレイズも、即戦力の右腕パガンとマイナー右腕の2投手を得て、それぞれ目指す補強を遂げた。
アスレチックスは来年3月20、21日にマリナーズと日本で開幕戦を行う予定。来季は地区優勝を狙うアスレチックスが、野手の陣容を整えた。
(Full-Count編集部)