楽天新助っ人ブラッシュは「4Aの選手」!? マイナーの“ベストナイン”選出
メジャーでは打率.103も…「マイナーでは圧倒的な存在」
楽天が獲得した新助っ人のジャバリ・ブラッシュ外野手が、今季のマイナーリーグの“ベストナイン”に選出された。今季、メジャーでは24試合出場で打率.103に終わったが、「マイナーでは圧倒的な存在」と評価されている。
マイナーリーグ公式サイトでは、「2018年オールMiLBチームを選出」と題した特集を掲載。記事では「選出されるには、まず各球団のファームのオールスターに選出されていなければならない。簡潔に言うと、これは2018年MiLB(マイナーリーグ)のベスト中のベストの選手たちということである」と“定義”。ブラッシュは、今季のマイナーの「ベスト中のベスト」の一員に選出されている。
今季、3Aで83試合に出場し、打率.317、29本塁打、68打点、5盗塁と活躍したブラッシュはDH部門で“ベストナイン”入り。寸評では「もしマイナーリーグのチームが2018年に本塁打を打てる打者を必要としていたのなら、ブラッシュよりも良い選択肢はなかった」と絶賛している。
「29歳の外野手は長打率.700、OPS(出塁率+長打率)1.131の成績を残し、300打席以上のマイナーリーグ選手の中でトップだった。本拠地42試合の長打率.839、19本塁打の成績はスミスズ・ボールパークの影響もあるが、敵地の打率.285、出塁率.405、長打率.563という成績も非常に素晴らしい。彼は4A選手の定義のような存在である」
このように、3Aとメジャーの中間レベルである「4Aの選手」と分析。そして、「メジャーでは39打数4安打、24三振であったが、マイナーでは圧倒的な存在であり、来季の日本の楽天ゴールデンイーグルスとの106万ドル(約1億1800万円)の契約を手にした」と締めくくっている。メジャーでは結果を残せなかったが、マイナーでの実力は図抜けているとの評価だ。
まずは日本の野球に適応できるかが大きなポイントとなるが、その実力をしっかりと発揮すれば、楽天で主砲としての役割を果たしてくれそうだ。
(Full-Count編集部)