日ハム栗山監督、復調の斎藤佑に先発ローテ入り期待「先発の枠空いている」

救援で1イニングを3者凡退、栗山監督「2軍で先発の準備をさせる」

 日本ハムの栗山英樹監督が6日、斎藤佑樹投手を先発ローテーション枠で争わせる方針を示した。

 斎藤は6日のDeNAとのオープン戦(札幌ドーム)で8回から救援。最速144キロの直球を主体とした投球で、1イニングを3者凡退に抑えた。

 登板前まで実戦3試合で計7回11失点と調子をつかめなかった右腕。次回登板は2軍で先発させる予定で、高梨、武田勝、浦野、中村、上沢らと先発枠を争わせる。

「2軍で先発の準備をさせる。長いイニングを投げないとダメだから。先発の枠が空いているところがある。2軍の試合を使わないと、長いイニングを投げられないからね」

 栗山監督はそう語った。今月1日の巨人戦(札幌ドーム)では4回から2番手として登板。内野の2失策が絡み、2回5安打4失点したが、その投球はフォーク主体だった。この日の直球で攻める投球に、指揮官は復活への手応えを感じたようだ。

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