日ハム大谷、珍しい「内角攻め」宣言!? 9日DeNA戦は「厳しく攻めたい」
登板前に投球テーマ明かすのは“気遣い”!? 「開幕前に必要な練習」
日本ハムの大谷翔平投手が、9日のDeNAとのオープン戦(鎌ヶ谷)で先発する。侍ジャパンで4番を務める筒香嘉智らが並ぶDeNA打線をインコース攻めすると明かした。
実戦では3試合登板で、計10回17奪三振、4安打無失点。2日の巨人とのオープン戦では自己最速タイの162キロをマークするなど、プロ4年目の「投手・大谷」は順調に調整を進めている。
160キロを超える剛速球で死球を受ければ故障になりかねない。それだけに、大谷のインコース攻めは打者にとっては恐怖だ。それでも、内角球は投手にとっては必要不可欠。登板前に大谷が投球テーマをはっきりと明かすのは珍しく、この発言は162キロ右腕なりの“気遣い”とも取れる。
開幕投手を務める25日のロッテ戦(QVCマリン)へ調整は最終段階。圧巻の投球を見せつける剛腕は、インコース攻めの意図などを明かした。
――9日の登板へ向けて。
「おそらくインコースを練習すると思います。(6日に打者として対戦した)ベイスターズも厳しい所に投げていますし、右打者のインコースを厳しく攻められたらいい。やっぱり(内角への投球は)開幕前に必要な練習。ボールでもいいので、厳しく攻めたいなと思います」